事業紹介
私たちは、それぞれのお客様が持つオンリーワンな課題にイチから自社開発で向かい合っています。純粋なWebアプリケーション開発はもちろん、ITと機械設計・電気制御を組み合わせた開発など、ユニークな案件も。代表的な案件をご紹介します。
工場設備管理システム
アプリケーションソフト
Equipment Management System
「EMA-エマ-」は、大谷商会が構築したIoTプラットフォームシステムです。工場の心臓部分にシステムを設置して、設備の稼働状態を24時間モニタリングします。 リアルタイムで管理することで、工場設備とは切り離せないトラブル(故障・停止)のリスク軽減をサポートします。日々の点検作業・修理等の実績データを分析し、管理者ヘの連絡も担うため、効率的な業務が叶います。また管理者間での引継ぎが簡単になる等、設備の属人化を防ぐことも可能になりました。
EMAの機能フローを紹介します。EMAを導入し、EMAが工場全体をモニタリング。データベースに問題点や作業内容が蓄積されます。蓄積されたデータを確認すれば、経年劣化が数値として確認できるため、予防保全につながります。
主力製品が産業設備である大谷商会の強みを生かし、 お客様の工場内の設備の監視・管理・維持及びその先の リニューアルを含めベストな提案を続けていけるように EMAの普及に取り組んでいます。
花き業界にフィットするDX
アプリケーションソフト
効率的に情報共有する「flower meister-フラワーマイスター-」は、売り手からの“生”の商品提案情報を市場・買い手とその先の花き取り扱い店の方々まで配信し、市場経由で注文する、花き取引の流通サービスです。 買い手はアプリにログインして、売り手の情報をチェックし、オーダーをかけます。運送の手間と口座間での支払いは既存の市場が行ってくれるため、両者の間で新しい負担が生まれることもありません。
これまでの花き情報の情報システムは、売り手による【市場への出荷アイテムが確定した情報】で運営されてきましたが、「flower meister」では売り手が選んだ市場とその先(買い手)にまで【市場への出荷アイテムが未確定な情報】を写真付きで一括配信することができます。このサービスによって、より多くの買い手に向けて豊富な商品提案を行うことが可能になりました。 花き取引の新しい形をつくる 花きの商社でもある大谷商会だからこそ、現状を見つめ、問題点にいち早く気が付くことができます。見つけた「困った」をそのままにせず、より良い生産活動を生み出すチャンスにしていく、画期的な取り組みです。
※花き:かき。切り花、鉢物、苗物、芝生などの敷物、盆栽
ラベル印刷・オートカウント
機械×IT
Repack Control System
「ReCoS-リコス-」はボックスに自動で商品情報を直接印字し、出来高をカウントするシステムです。仕入れた商品を検品して、小分けに梱包する「リパック業務」は手間とコストがかかり、問題視されてきましたが、「ReCos」の開発により大幅な作業時間とコストの削減が叶いました。
現在開発中の台湾版。台湾版は、東南アジア・中東に向けたパッキングハウスのモデルとなる計画です。
花き自動撮影システム
機械×IT
Automatic Photo Shooter
「APhoS -エーフォス-」は商品の高さ・箱の長さによって、カメラの撮影ポジションを自動調整し、適切な位置で写真を撮影します。商品に貼られたQRコードラベルを自動で読み込み、商品情報を特定します。
撮影した写真はすぐにチェックが可能となります。その後、ECサイトやセリのシステムへ、自動で連携します。