専務取締役

ロバート・ヴェツラー

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メッセージ

当社のITグループですが、特徴は何でしょうか。

IT企業は、大きく分けて、2つに分かれてしまうのです。
要するに、案件を取るベンダーとかシステムインテグレーターと言われるところとコードを書く会社があります。案件を取るというのは、上流にいるところですよね。お客さんと話をして、システムの設計をする。実際には作らないんです。上流が設計をしたコードを書く会社ですが、こちらはコードは書くけど、お客さんと話さないし、考えないんですね。
私たちの特徴は、上記を両方やる。お客さんと話して設計もするし、コードも書くというのが一番の特徴となります。ですので、どういう技術を使ってどういうソリューションにするのかというところを、実際に最初から最後まで当社ITグループだけで考えて実装までするというのが圧倒的な特徴です。
近年の案件では、システムだけではなく、同じ事業部内の設計グループと協力してさらに機械制御技術も入るし、機械設計も入ってロボットも作る、自動化機器も作るというところまでやっているので、本当にオンリーワンの会社なんですよね。

現在、どんな人たちが集まっていますか。

当社のITグループってちょっと特殊じゃないですか。システムだけじゃなくて、機械設計や電気制御技術とIT技術を組み合わせてるというのが一番の特徴な訳なので、やはり一体として考える必要があるのかなと思っていて。特に、「産業設備」を大谷商会は100年やっている訳ですけれど、中でも設計グループは60年ぐらいになるんですかね。
新卒から入っている人で、60過ぎている人もいれば、今新卒で入ってくる人。ちょっとここ1年はいなかったですけれども、20代前半の人までいるわけなので、親子以上の年の差がある人たちがいるというのが一つの特徴です。
また、新潟生まれ新潟育ちの人もいれば、ベトナムで生まれ育って日本語を勉強してから今こっちにいるっていう人もいるっていうところで、最近の言葉で言うとDIVERSITYですよね。色んな意味のDIVERSITYですね。年齢も経歴も国籍も、育ちも。

今後、どんな人に入社してもらいたいですか。

ある程度人生経験がないとできないことというのはたくさんあるわけですよね。ですが、若くて勢いがないとできないこともある訳なので、やはり両方のいいとこ取りをして……。ノウハウとか、経験の掛け算をしていこうと。これまでもやってきたのですが、これからももっともっとやっていきたいなという風に思っております。
ですので、「大谷商会に必要な人はこういうタイプです」っていうのは決まっていなくて、新しい掛け算のファクターになってくれる人が欲しいです。
新しい技術はどんどん出てきているので、今の最先端も5年後には時代おくれの話になっています。30歳になっても40歳になっても5年経てば最新技術がでてきます。ですので、勉強し続ける。毎日新しいことを勉強して、何か新しい技術が出るともうワクワクして、それをどうやって取り入れるか、どうやって学ぶかっていうのを考える人ですね。
ITを仕事だからやっている人ではなくて、「楽しい」から、やっている人がいいんですよね。

Profile

国籍はドイツ。出生地は新潟。
その後オーストラリア・アメリカ・ドイツ・日本など。
引っ越し回数は20回にも及ぶ。
最近の好きな日本の食べ物は魚料理。

ロバート・ヴェツラー専務の全身の写真

~番外編~
メンバーから、専務について聞いてみた!

専務伝説。専務は人と会い、ビジョンを広げるのが仕事。コロナ禍で移動を制限され、人と会うことがままならない。そんな専務、「リモートで大学院通い始めました」。しかもユニバーシティオブロンドン、ナショナルユニバーシティオブシンガポールの2校も!IoTをテーマに卒論を書くうちに、院生の元AWS社員と仲良くなる。飲み会の席でマネージドサービスやオーケストレーションツール、マイクロサービスについて熱く語ってしまう。実は……社内イチのITエンジニア。